yakkunの趣夫生活

人生で大切なことは、全て映画が教えてくれた。

『ミッション:インポッシブル3』〜 ある意味でリブート作品。

(Mission: Impossible III 2006年 アメリカ)第1作ではブライアン・デ・パルマ、第2作ではジョン・ウーを監督に起用したプロデューサーのトム・クルーズが第3作の監督として白羽の矢を立てたのは、当時TVスパイアクション『エイリアス』を手掛けていたJ…

『キャットウーマン』〜 前半のコスチュームの方が好みです。

(Catwoman 2004年 アメリカ) Halle Berry2001年『チョコレート』でアカデミー主演女優賞を受賞、2000年からは『X-メン』シリーズでストームを演じ、2002年の『007/ダイ・アナザー・デイ』ではボンド・ガールを務めるなど、人気、実力共に絶頂を迎えて…

『ミッション:インポッシブル2』〜 アクション・スター、トム・クルーズ誕生!

(Mission: Impossible 2 2000年 アメリカ) シリーズ第1作は「こんなの『スパイ大作戦』じゃない!」とか偉そうなことを言ってあんまり好きになれなかった私ですが、本作『2』は大好きです。まあ、今では前作も大好きなんですけどね。その辺りの心境の変…

『パンドラム』〜 面白いと思うんだけどなぁ・・・。

(Pandorum 2009年 ドイツ・アメリカ PG-12) 時々、ヒットする映画としない映画の差って何だろうと考えることがある。当たり前の話、面白いかどうかってことが重要だって事は分かるんだけど、観ていて面白いのに「何故この作品は有名じゃないのかな?」って…

『ミッション:インポッシブル』〜 デ・パルマ流、ヒッチコック風、スパイ映画

(Mission: Impossible 1996年 アメリカ) 正直申し上げまして、私この作品がそんなに好きではありませんでした。オリジナルであるTVシリーズ『スパイ大作戦』の大ファンという訳ではないのですが、再放送とかで何度か観ていたので、『スパイ大作戦』はチー…

『ナイル殺人事件』〜 ただの推理ミステリーじゃないよ。

(Death on the Nile 2022年 アメリカ) Gal Gadotわたしは、シャーロック・ホームズは好きだが、エルキュール・ポアロはあんまり好きじゃない。 なんか「いけ好かない奴」というイメージ。 だから、前作の『オリエント急行殺人事件』(2017)は、映画館に観…

『ダークナイト ライジング』〜 三部作、ここに完結!

(The Dark Knight Rises 2012年 アメリカ) catwoman前作『ダークナイト』の出来が良過ぎてハードルが上がっていたせいなのか、本作の方が低く評価される傾向にありますが、わたしは『ダークナイト』と同じぐらい好きだし、同じぐらい良い作品だと思います…

『ダークナイト』〜 最”狂”ヴィラン、ジョーカー

(The Dark Knight 2008年 アメリカ) Jokerヒーロー映画というジャンルに留まらず、映画史にその名を残す傑作。 どうしても”命懸け”でジョーカーを演じたヒース・レジャーに焦点が当てられがちだが、それ以外にも、映画を構成する重要な要素である「脚本」…

『バットマン ビギンズ』〜 The”人間”なスーパー・ヒーロー

(Batman Begins 2005年 アメリカ) Ra's Al Ghul ヒーロー映画が大量生産され、しかも興行成績の上位に何作もランクインしている昨今。 なぜ我々は、こんなにも”スーパー・ヒーロー”に魅了されるのか? 確かに、その”強さ”というのも、彼らの魅力の一つでは…

清野菜名さん

2022年夏公開予定の『キングダム2 遥かなる大地へ』の新キャストとして、清野菜名さんの名前が発表されました。 特に原作のファンというわけでも無く、中国史にも詳しくない私にはさっぱり読めない役名なのですが、どうやら「キョウカイ」というキャラクター…

『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』〜 バットガールもいるよ

(Batman & Robin 1997年 アメリカ) 前作『バットマン フォーエヴァー』の大ヒットを受け製作された本作は、前作にも負けないオールスター・キャストで、監督はジョエル・シュマッカーが続投となりました。 前作を上回る制作費を投じ、ワーナーとしては次回…

『バットマン フォーエヴァー』〜 雰囲気を一新して大ヒット!

(Batman Forever 1995年 アメリカ) シリーズ3作目と位置付けされているが、個人的には、『バットマン』と『バットマン リターンズ』を”ティム・バートン二部作”、本作と次作『バットマン&ロビン』を”ジョエル・シュマッカー二部作”と呼びたい。 そのぐら…

『バットマン リターンズ』〜 ティム・バートン監督のダーク・ファンタジー

(Batman Returns 1992年 アメリカ) Catwoman何を隠そう、(別に、隠す程のことではないが)わたしはバットマン映画の中で本作が一番のお気に入りである。 前作に引き続きティム・バートンが監督を務めた本作は、ヒーロー映画でありながらダーク・ファンタ…

『バットマン』〜 狂気を秘めた正義の味方

(Batman 1989年 アメリカ) アメコミ・ヒーロー物でありながら、とってもダークで、ノワール映画の雰囲気も漂い、それでいてティム・バートン色も強く出ている作品。 1989年全米興収では、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、『リーサル・ウェポン2/…

『コーダ あいのうた』〜 泣ける、家族愛の物語

(CODA 2021年 アメリカ PG-12) Emilia Jonesタイトルのコーダ(CODA)とは、Children Of Deaf Adultsの略で、聴覚障害の親を持つ子供たちのこと。 本作の主人公である高校生のルビーは、両親、兄と共に暮らす4人家族だが、ルビー以外は皆耳に障害を持って…