yakkunの趣夫生活

人生で大切なことは、全て映画が教えてくれた。

『GODZILLA ゴジラ』〜 ツッコんだら負けヨ。

(GODZILLA 2014年 アメリカ) バックに富士山があった方が「日本」だって事が伝わりやすいんだろうけど、流石に、いつ活動再開するか分からない休火山の側に原子力発電所は建てないでしょう。 そもそも「JANJIRA」って何処の国の地名よ?って思ってウィキペ…

『TENET テネット』〜 難解なのに面白いのか?難解だから面白いのか?

(Tenet 2020年 アメリカ) ”Don't think! Feel.”(考えるな!感じろ。)と仰ったのは、彼のブルース・リー師。 本作の序盤でも” Don't try to understand it. Feel it.”(理解しようとしないで。感じて)というセリフが出てくるが、色々考えて理解しようと…

『北北西に進路を取れ』〜 ジェームズ・ボンドの原型!

(North by Northwest 1959年 アメリカ) アルフレッド・ヒッチコック最高傑作の呼び声も高い、巻き込まれ型サスペンス・アクション。本作の前後に製作された『めまい』、『サイコ』、『鳥』は、本作とともにヒッチコック映画ベストワンに挙げられることも多…

『無垢なる証人』〜 この弁護士、弁護士に向かないのでは?

(증인 INNOCENT WITNESS 2019年 韓国) 弁護士とは大変な仕事である。 自分が信じる正義とは関係なく、依頼人を守るために全力で弁護をしなければならない。 本作を観て、一番最初に浮かんだ印象はそんな事だった。 そう言えば『リーガルハイ』の古美門先生…

『マッドマックス』〜 カー・アクション映画の金字塔

(Mad Max 1979年 オーストラリア) わたしの映画好きの始まり。 何本かある、映画を観続けるきっかけとなった作品の内の1本。 過去、VHS、DVD、Blu-Rayと買い直し、ホント何度観返したか分からない。 きっとこれからも何度も観ることでしょう。 って、書い…

『ANNA /アナ』〜 スーパー・モデルと二丁拳銃

(ANNA 2019年 アメリカ・フランス PG-12) 公開当時、「またそれかっ」と言われた程、リュック・ベッソンお得意のヒロイン・アクション。 特に、今作は女性スパイのお話と言う事で、どうしても美しき暗殺者を描いた1990年の『ニキータ』と比較せずにはいられ…

『アンタッチャブル』〜 祝!「午前十時の映画祭」復活!

(The Untouchables 1987年 アメリカ PG-12) 「午前十時の映画祭」が再開されたからと言うわけでもないのですが、本ブログも久々の復活。 そして取り上げる映画は、『ダイヤモンドは永遠に』でジェームズ・ボンド役を卒業して以降ヒット作に恵まれなかった…

『EXIT イグジット』〜 色々と絶妙!

(엑시트 2019年 韓国) 少女時代やKARAが巻き起こしたK-POPブームから早10年。本作は、その少女時代の不動のセンター、イム・ユナ初主演となるパニック映画。ユナと共に主演を務めるのは『建築学概論』『観相師 -かんそうし-』のチョ・ジョンソク。監督のイ…

『ワンダーウーマン 1984』〜 愛だろ、愛!

(Wonder Woman 1984 2020年 アメリカ) 随分と久しぶりの投稿となりましたが、再開1回目を飾るのは待ちに待った『ワンダーウーマン 1984』。2017年公開の前作に引き続きガル・ガドットが主演、パティ・ジェンキンスが監督を務める。今作でヴィランを演じる…

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』〜 MADな世界の歩き方

(Mad Max: Fury Road 2015年 オーストラリア・アメリカ R-15) いよいよ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、地上波初放送! 基本的には「追いかけっこ」、「行って帰る」だけの単純なストーリーの中に隠された複雑な人間ドラマを、わたしなりの解釈…

『ボヘミアン・ラプソディ』〜 最高なバンドの最高な映画

(Bohemian Rhapsody 2018年 イギリス・アメリカ) 9月5日はフレディ・マーキュリーの誕生日。という訳で、『ボヘミアン・ラプソディ』。 ラミ・マレック、 グウィリム・リー、 ベン・ハーディ、 ジョゼフ・マゼロの4人が見事にクイーンを再現。監督はブラ…

『キャビン』〜 納涼!ホラー祭り!

(The Cabin in the Woods 2012年 アメリカ) 『クローバーフィールド/HAKAISHA 』の脚本家ドリュー・ゴダードが監督・脚本、『アベンジャーズ』の監督ジョス・ウェドンが脚本・製作によるホラー映画。出演は『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、『シ…

観ずに死ねるかっ! 〜 公開が楽しみすぎるDC映画5作品+1

新型コロナの影響で、新作映画の公開延期や製作中断が続いておりましたが、少しづつ撮影再開のニュースも届くようになって参りました。そんな中、先日、DCコミックスのオンライン・イベント「DCファンドーム」が開催され、続々と新作の予告編が公開されまし…

『デッドフォール』〜 外連味たっぷりの”the 映画”

(Tango & Cash 1989年 アメリカ) 『ロッキー』、『ランボー』シリーズのシルベスター・スタローンと、『ニューヨーク1997』、『遊星からの物体X』、『ゴーストハンターズ』のカート・ラッセルの二大スター共演によるコメディ・アクション。監督は『暴…

『国際市場で逢いましょう』〜 コミカルなタッチで描く激動の韓国史

(국제시장 Ode to My Father 2014年 韓国) 公開当時、韓国映画歴代4位となる観客動員1400万人を記録し、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞で作品賞、監督賞など10部門を受賞した。 主演は『新しき世界』、『哭声/コクソン』の実力派ファン・ジョンミン。…