2021-01-01から1年間の記事一覧

『キングコング: 髑髏島の巨神』〜 怪獣映画×戦争映画=大冒険活劇

(Kong: Skull Island 2017年 アメリカ) 映画は1944年、ある島に戦闘中のアメリカ機と零戦が墜落するところから始まる。 無事脱出した二人のパイロットが死闘を繰り広げていると、崖下から巨大な猿のような生き物が現れる! 出し惜しみ無し。 チラチラと体…

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』〜 モスラーヤ、モスラー♪

(Godzilla: King of the Monsters 2019年 アメリカ) 舞台は前作の『GODZILLA ゴジラ』から5年後。 芹沢猪四郎教授ことケン・ワタナベ率いる怪獣調査期間「モナーク」は、世界各地で休眠中の怪獣を発見、そこに基地を建設し調査を続けていた。 その一つであ…

『GODZILLA ゴジラ』〜 ツッコんだら負けヨ。

(GODZILLA 2014年 アメリカ) バックに富士山があった方が「日本」だって事が伝わりやすいんだろうけど、流石に、いつ活動再開するか分からない休火山の側に原子力発電所は建てないでしょう。 そもそも「JANJIRA」って何処の国の地名よ?って思ってウィキペ…

『TENET テネット』〜 難解なのに面白いのか?難解だから面白いのか?

(Tenet 2020年 アメリカ) ”Don't think! Feel.”(考えるな!感じろ。)と仰ったのは、彼のブルース・リー師。 本作の序盤でも” Don't try to understand it. Feel it.”(理解しようとしないで。感じて)というセリフが出てくるが、色々考えて理解しようと…

『北北西に進路を取れ』〜 ジェームズ・ボンドの原型!

(North by Northwest 1959年 アメリカ) アルフレッド・ヒッチコック最高傑作の呼び声も高い、巻き込まれ型サスペンス・アクション。本作の前後に製作された『めまい』、『サイコ』、『鳥』は、本作とともにヒッチコック映画ベストワンに挙げられることも多…

『無垢なる証人』〜 この弁護士、弁護士に向かないのでは?

(증인 INNOCENT WITNESS 2019年 韓国) 弁護士とは大変な仕事である。 自分が信じる正義とは関係なく、依頼人を守るために全力で弁護をしなければならない。 本作を観て、一番最初に浮かんだ印象はそんな事だった。 そう言えば『リーガルハイ』の古美門先生…

『マッドマックス』〜 カー・アクション映画の金字塔

(Mad Max 1979年 オーストラリア) わたしの映画好きの始まり。 何本かある、映画を観続けるきっかけとなった作品の内の1本。 過去、VHS、DVD、Blu-Rayと買い直し、ホント何度観返したか分からない。 きっとこれからも何度も観ることでしょう。 って、書い…

『ANNA /アナ』〜 スーパー・モデルと二丁拳銃

(ANNA 2019年 アメリカ・フランス PG-12) 公開当時、「またそれかっ」と言われた程、リュック・ベッソンお得意のヒロイン・アクション。 特に、今作は女性スパイのお話と言う事で、どうしても美しき暗殺者を描いた1990年の『ニキータ』と比較せずにはいられ…

『アンタッチャブル』〜 祝!「午前十時の映画祭」復活!

(The Untouchables 1987年 アメリカ PG-12) 「午前十時の映画祭」が再開されたからと言うわけでもないのですが、本ブログも久々の復活。 そして取り上げる映画は、『ダイヤモンドは永遠に』でジェームズ・ボンド役を卒業して以降ヒット作に恵まれなかった…

『EXIT イグジット』〜 色々と絶妙!

(엑시트 2019年 韓国) 少女時代やKARAが巻き起こしたK-POPブームから早10年。本作は、その少女時代の不動のセンター、イム・ユナ初主演となるパニック映画。ユナと共に主演を務めるのは『建築学概論』『観相師 -かんそうし-』のチョ・ジョンソク。監督のイ…