yakkunの趣夫生活

人生で大切なことは、全て映画が教えてくれた。

『プリンセス・ブライド・ストーリー』〜 安心して観れるワクワクドキドキ

(The Princess Bride 1987年 アメリカ)
プリンセス・ブライド・ストーリー



農場の若い娘キンポウゲ(バターカップ)は農夫の青年ウェスリーと恋に落ちる。
ウェスリーは結婚資金を稼ぐための旅に出るが、キンポウゲの元に彼が「誰も生きては返さない」海賊ロバーツに襲われたとの知らせが届く。
5年後、ウェスリーは死んだものと思っているキンポウゲは王子の求婚を渋々受け入れるが、結婚式を前に3人組の悪党に拐われてしまう。
だが、逃げる悪党たちの背後には、彼らを追う謎の覆面男の姿が!


物語は、病気の孫のために祖父が『プリンセス・ブライド』という本を読んで聞かせるシーンで始まり、途中何度かこのシーンが挿入される。
冒険活劇が聞きたい少年は、初めはキスシーンになると祖父を止めて先に飛ばせと促したりするが、だんだんと物語に夢中になっていく。
少年は視聴者の代弁者。納得のいかない展開には「そんなのおかしいよ」と声を上げる。少年と一緒に我々も『プリンセス・ブライド』の世界にのめり込んでゆく。


監督は、『スタンド・バイ・ミー』や『恋人たちの予感』のロブ・ライナー。
安定感のある演出で、安心して家族で観れるラブ・ファンタジーに仕上がってます。
子供向けと侮るなかれ、大人だって充分ワクワク出来ちゃう映画です。
もちろんハッピー・エンドなんで、そちらもご安心を!