ハンサムなパイロットのマヌー、レーシングカーのエンジンの開発に取り組むローラン、歳は離れているが兄弟のように仲の良い二人のもとに若くて美しい前衛美術家の女性レティシアが現れ、別々の夢に向かいながらも三人は絆を深めていく。
ある日、それぞれの理由からお金に困る彼らの元に一攫千金の話が。
三人は、お宝を求めてコンゴの海へと向かう。
鑑賞前は、もっと三角関係の恋愛話が展開するのかと思ってましたが、実際はもっと大人な感じで、どちらかと言うと男の友情物語でした。
とにかくアラン・ドロンがカッコいい。パイロットのドロン、バイクに乗るドロン、髭を蓄えたドロン、スーツでキメてオープンカーに乗るドロン。
色々なアラン・ドロンを見てるだけでも楽しめます。
ジャガーEタイプ、縦目のベンツSLといった名車も、クローズ・アップされずにさり気なく登場するのがお洒落。
きっと、今みたいに何でもかんでもタイアップっていう時代じゃなかったのかな?
数々のオマージュを生み、後の映画に影響を与え続ける名作。
余韻の残るラストも秀逸。味わい深い一本です。
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