(What Ever Happened to Baby Jane? 1962年 アメリカ)
映画を観続けて幾年月、数え切れない程の本数を観てるのに「えっ!?それ観てないの!?」っていう傑作・名作が何本もありまして。
まさに本作は、その中の一本。
子役として人気を博しワガママ放題のジェーンと、彼女を嫉妬と羨望の眼差しで見つめる姉のブランチ。
大人になると二人の立場は逆転。ブランチは実力派の女優として引っ張りだこになるが、姉とセットでキャスティングされるだけのジェーンは厄介者扱い。
ある日、二人は自動車事故に遭い、ブランチは下半身付随になってしまう。
年月が経ち表舞台から消えた二人は、同じ家に住みジェーンがブランチの世話をしているが・・・。
物語の殆んどが姉妹の家の中で展開し、姉のブランチに至っては二階で車椅子生活のため、一階に降りることすらままならない。
その限られた状況の中、物語を引っ張るのは主演女優二人の演技力。
ブランチ役のジョーン・クロフォードの座ったままでの表現力も凄いが、ジェーンを演じる ベティ・デイヴィスの狂気に満ちた表情は完全にホラーです。
今まで観ていなかったのが不思議なくらい、大好きなジャンルの映画でした。
「見つかるの?見つからないの?」「お願い見つけてっ!」という展開の連続で、ずっとドキドキです。
最後はもう・・・、ネタバレになるのでここでは言いません。
ところで主演のお二人、実生活でも確執があったそうで、それを知ってから観ると怖さ倍増?
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