yakkunの趣夫生活

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『スマホを落としただけなのに』〜 そりゃ大ごとですよね

(2018年 日本)

スマホを落としただけなのに


2016年の第15回『このミステリーがすごい!』大賞で話題になった同名小説を原作とした、Jホラーの代表格、中田秀夫監督作品。
出演は北川景子、田中圭、成田凌、千葉雄大、原田泰造、バカリズム、要潤、高橋メアリージュンなど、地味に豪華。

あらすじ

会社員の富田誠(田中圭)は、大事なプレゼンに向う途中、タクシーの中にスマホを忘れてしまう。送ったメッセージがなかなか既読にならないことを不審に思った富田の恋人、稲葉麻美(北川景子)が富田のスマホに電話をかけると、知らない男が電話にでて、拾ったスマホはカフェの店員に預けておくというので、麻美は富田の代わりに受け取りに行く。
同じ頃、人里離れた山中で身元不明の女性の死体が次々と発見され、刑事の毒島(原田泰造)と新人刑事の加賀谷(千葉雄大)は連続殺人として捜査を始める。


感想

なんか色々「惜しい」映画だと思いました。もっと面白くなりそうな雰囲気はあるんですけどねぇ。
ホラーじゃないけど、中田秀夫監督なんで、知らないうちに「もっと恐い展開」を期待してしまったのだろうか。
なっても良かったとは思うけどね。


物語は二つの視点で描かれる。
スマホを落としたことにより、身に覚えのないクレジット請求が来たり、画像が流出したり、成り済ましにあったり、いろいろなトラブルに巻き込まれる、富田と麻美のふたりと、それらを操作している謎の男の視点。
そしてもう一つは、連続殺人の操作をしている毒島と加賀谷の視点。

その二つが、終盤に向けて段々とつながって行く。
「これ、絶対大好きなやつじゃ〜ん」と思ったんですけどね。
いまいちサスペンスが盛り上がって来ません。何故でしょう?


まず『スマホをおとしただけなのに』っていうタイトルに引っ掛かっちゃったんですよねぇ。
だって、スマホって大事な情報満載で、絶対に無くしちゃいけないものだと思うんですよ。
それなのに、富田くんときたら、解除コードを自分の誕生日にしてるという、セキュリティーの甘さ!
そりゃそうなるでしょう、としか思えない。同情の余地なし。

なので、わたしの想像を超えた、物凄いトラブルに巻き込まれるのかと思い来や、それほどでもなかった。
もう一押しというか、もう一捻り欲しかった感が凄いです。
つまらないわけじゃないだけに、なお残念。


あと、大野くんと成田くんがちょっと似てるんですよねぇ。口元とか。
成田くんが登場した時は「あれ?なんで加賀谷刑事がここに?」って思ってしまいました。

なんか大野くんのキャラにも含みを持たせたまま終わっちゃったって思ったら、続編があるのね。
しかも大野くんと成田くんが出演する模様。
あの二人が話しに絡んでくるなら面白くなるんじゃない?てか、是非観たい。
観賞し終わってからそれを知ったので、「前編」として考えて、本作の株がちょっと上がりました。
続編は「情報化社会の恐怖を描くサイバー・サスペンス!」らしいので、そのプロローグとして、そしてそこに登場する主要人物(という勝手な期待)の紹介として。


そうか、わたしはあの二人のキャラクターを、もっと掘り下げて欲しかったんだ。


ということで、続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の出来によって、今作の評価が上がる可能性も下がる可能性あります。(笑)


それにしても、お笑いの人って演技が上手いですよね。
原田泰造さん、マッスーことバカリズムさんはもちろん、出番は少ないけどアルコ&ピースの酒井さんも、かなり印象に残る役でした。
コントとかやってるからですかね。


こんな人にオススメ

カテゴリー分けは、便宜上「ハラハラドキドキ」にしましたが、感想を読んでいただければ分かるように、そんなにスリリングな話ではないので、気軽に観られるサスペンス映画です。
「スマホは大切にしよう」という反面教師として、気持ちを新たにしたい方は是非観てください。

そして、わたしの様に、まだ観ぬ続編に期待を膨らましつつ、そのプロローグ、又は第1話として観られる方。


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