ドウェイン・ジョンソン

ドウェイン・ジョンソンが『Big Trouble in Little China』に出演する、というニュースを最初に聞いたのはいつだっただろうか?


もう何年も前だった気がする。


『Big Trouble in Little China』と言えば、カルト的な人気を得ている1986年の『ゴースト・ハンターズ』の事で、わたしも大好きな作品である。

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ジョン・カーペンター監督が好きなものを全部詰め込んだ様な、あのファンタスティック・ワールドがどのようにバージョン・アップされるのか楽しみにしていたのだが、どうやらリメイクではなく続編になるとのこと。


それはそれで楽しみなのだが、そのニュースを聞いてからも随分経った気がする。


楽しみな思いをイラストにぶつける事にして、リメイクではないと知りつつも、オリジナルの『ゴースト・ハンターズ』でカート・ラッセルが着ていた「ダサ格好悪い」あのタンクトップを、ドウェイン・ジョンソンに着させてみました。


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やっぱり、誰が来てもカッコ悪い(笑)




昔々、わたしがちょっとプロレスにハマっていた頃、海の向こうに「ザ・ロック」様というスーパー・スターがいた。


そんなプロレス界のスーパー・スターが映画界に”乱入”して来た。


しかもその作品は、わたしが大好きな映画『ハムナプトラ』の続編だと聞き大興奮。


歓び勇んで『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』を観に行くと、ロック様が演じる「スコーピオン・キング」はセリフも少なく出番の大半がCGで、期待値を超えて来た映画の内容とは裏腹に、ロック様の扱いにちょっとガッカリしたものだ。


もうロック様はプロレス一本でいくのかな、と思っていたが意外や意外、ロック様が演じた「スコーピオン・キング」は大人気となり、主演でスピン・オフ映画も作られることに!


その後もロック様は、『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』(2003)、『ワイルド・タウン/英雄伝説』(2004)などのB級映画に主演しながら、『ゲット スマート』(2008)で準主役的な役で出演するなど徐々にキャリア・アップを重ね、遂に「世界で最も稼ぐ俳優」にまで上り詰めてしまった。


ロック様の成功があったからこそ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、『ブレードランナー 2049』、『DUNE/デューン 砂の惑星』のデイヴ・バウティスタ、『バンブルビー』、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のジョン・シナなど、プロレス界から続々とアクション・スターが生まれることになったと言っても過言ではないだろう。




そんな大人気のロック様は、もちろん新作の予定もビッシリである。


先ずは、『ジャングル・クルーズ』のジャウム・コレット=セラ監督と再びタッグを組み、DCコミック『シャザム』の宿敵であるアンチ・ヒーローが主役の『ブラックアダム』でタイトル・ロールを演じ、これは2022年の夏に公開が予定されている。


その他にも、1975年にも『ドク・サベージの大冒険』として映画化されている冒険小説の映画化作品『Doc Savage 』、『カリフォルニア・ダウン』の続編『San Andreas 2 』、ハワイ王国の初代国王カメハメハ大王の伝記映画『The King』、『ジュマンジ』シリーズのジェイク・カスダン監督と三度タッグを組む『Red One』などなどなど。


ジェイク・カスダン監督とは『ジュマンジ』の新作の話も出てるし、『ワイルド・スピード』のスピン・オフもシリーズ化しそうだし、『Big Trouble in Little China』は、果たしていつになる事やら・・・。


もう本当に気長に待つしかないのだが、それだけ楽しみも多いってことで!


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