何度も生まれ変わりながら大好きだった飼い主の元を目指す、健気な犬の物語。
監督は『ギルバート・グレイプ 』『サイダーハウス・ルール』などの名匠、ラッセ・ハルストレム。
主演は『ライトスタッフ』『オーロラの彼方に』などのデニス・クエイド。
あらすじ
二度目の「犬生」でイーサン少年に命を救われた、ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリー。
いつも一緒だった二人に別れの時が訪れる。犬のベイリーに寿命が来てしまったのだ。
ベイリーは、「犬生」の意味を探しながら何度も転生を繰り返し、五度目の「犬生」で遂に・・・。
感想
動物と子供を使って泣かせるのは、昔からある常套手段。
観る前から泣いちゃうとは分かっていても、やっぱり観ちゃうのは映画好きの哀しい性。
イーサンが楽しい時も辛い時もベイリーはいつでも一緒。
ベイリーはいつもイーサンと遊びたい。
ベイリーの心情を表すナレーションも健気でカワイイんだけど、演じている犬達が、それ以上に表情で語ってくれている気がします。
ペットを飼ったことない人だって泣かされちゃいますよ。
ベイリーが生まれ変わる度に、時代がちょっとづつ変わるんだけど、「今は何年頃です」というはっきりとした表現をせず、登場する車やBGMでなんとなくしか表さないとこも、押し付けずに見る側の感性に任せている感じがして、なんか好き。
個人的には四度目の犬生でBee GeesとA-haが流れるのが嬉しい。
原題は『A Dog's Purpose』で、「犬の目的」の意味。
果たしてベイリーは、犬生の目的を見つけることができるのか?
ちなみに。ベイリーは途中で女の子(シェパード)にも生まれ変わりますが、声が男の子のままで何かカワユす。
こんな人にオススメ
ペットを飼っている人、飼ったことがある人。
大好きな「あの子」に、もう一度会いたいというあなたの願い。この映画が叶えてくれるかもしれません。
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