yakkunの趣夫生活

その日の気分で映画を決めよう!今日の気分はワクワク?ハラハラ?それとも・・・。

『マスカレード・ホテル』〜 本筋の要素を抜いても群像劇として面白い

(2019年 日本) 原作は東野圭吾の同名小説で、「マスカレード」シリーズの第1作。出演はは木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、石川恋、泉澤祐希、前田敦子、笹野高史、髙嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、勝地涼、松たか子、鶴見辰吾、石橋凌、渡部篤…

『女王陛下のお気に入り』〜 世にも奇妙な女の戦い

(The Favourite 2018年 アイルランド・アメリカ・イギリス PG12) 18世紀のイングランドを舞台に、アン女王の寵愛を奪い合う二人の女性の攻防を描く。監督は『ロブスター』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』のヨルゴス・ラン…

『駅馬車』〜 ジョン・ウェインの出世作にして代表作

(Stagecoach 1939年 アメリカ) 監督ジョン・フォード、主演ジョン・ウェインの初コンビ作。デビューから10年、不遇の時代を過ごしたジョン・ウェインも本作での演技が認められ、以降ジョン・フォード監督と共に『アパッチ砦』、『黄色いリボン』、『静か…

『ハード・コア』〜 2人と1台、男の友情物語

(2018年 日本 R15+) 狩撫麻礼・作、いましろたかし・画の同名コミックを、『苦役列車』『もらとりあむタマ子』『味園ユニバース』の山下敦弘監督により映画化。出演は山田孝之、佐藤健、荒川良々ほか。 あらすじ 感想 こんな人にオススメ こちらもオススメ…

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』〜 ホラーでコメディで、まさかのミュージカル

(Little Shop of Horrors 1986年 アメリカ) 元々は、1960年に「B級映画の帝王」ロジャー・コーマン監督の同名ホラー映画として公開されたものが、1982年にオフ・ブロードウェイでミュージカルとして上演され、そのミュージャカルを映画化したものが本作。…

『セルピコ』〜 ただ一人孤独な戦いを続けた男

(Serpico 1973年 アメリカ・イタリア) ニューヨーク市警に蔓延する汚職問題に立ち向かった、実在の警察官フランク・セルピコの物語。『十二人の怒れる男』、『狼たちの午後』、『評決』など、社会派として知られるシドニー・ルメットが監督。 主演は、セル…

『タリーと私の秘密の時間』〜 女優と監督と脚本のアンサンブル

(Tully 2018年 アメリカ) シャーリーズ・セロンは子育てに疲れた主婦を演じるために、体重を20kg増量して撮影に臨み、製作も兼ねる。2011年の『ヤング≒アダルト』以来シャリーズ・セロンと再びタッグを組むのは、『JUNO/ジュノ』、『マイレージ、マイライ…

『ターミネーター:ニュー・フェイト』〜 「続き」という名の「パラレル・ワールド」(ネタバレなし)

(Terminator: Dark Fate 2019年 アメリカ PG12) シリーズの生みの親ジェームス・キャメロンが、自分が関わらなかった『3』『4』『新起動/ジェニシス』をなかったことにしてシリーズに復帰。『2』の正当な続編として製作。サラ・コナー役のリンダ・ハミ…

『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』〜 この気持ち、ご理解頂けるでしょうか?

(The Killing of a Sacred Deer 2017年 イギリス・アイルランド PG12) 『籠の中の乙女』、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督のミステリー映画。 第70回カンヌ映画祭ではパルム・ドールを争い、脚本賞を受賞した。主演は『ロブスター』でもコンビ…

『IT/イット THE END ”それ”が見えたら、終わり。』〜 友情パワーで恐怖に打ち克て!(ネタバレなし)

(IT Chapter Two 2019年 アメリカ R15+) 2017年に大ヒットし、ホラー映画史上最高の興行収入を記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の後編。1998年の田舎町デリーを舞台に、ピエロ姿の怪人ペニーワイズと死闘を繰り広げた7人の少年少女「ル…

『500ページの夢の束』〜 目標があると勇気と力が湧いてくる

(Please Stand By 2017年 アメリカ) 『アイ・アム・サム』、『マイ・ボディガード』、『宇宙戦争』のころは天才子役の名を欲しいままにしていたダコタ・ファニングも、最近は妹エル・ファニングの人気に押され気味。 そんなダコタが、本作では自閉症で『ス…

『ビブリア古書堂の事件手帖』〜 あの頃祖母は若かった

(2018年 日本) 2011年から刊行されている、三上延の同名人気小説シリーズの映画化。主演は黒木華と野村周平、共演に成田凌、夏帆、東出昌大など。 監督は『しあわせのパン』、『ぶどうのなみだ』、『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子。 あらすじ 感想 …

『シュガー・ラッシュ:オンライン』〜 ヴァネロペも立派なディズニー・プリンセス

(Ralph Breaks the Internet 2018年 アメリカ) パックマン、ソニック・ザ・ヘッジホッグ、クッパ、ザンギエフ、ベガなど日本でもおなじみのゲーム・キャラクターが多数登場し、大ヒットを記録した2012年公開の『シュガー・ラッシュ』の続編。 監督は前作に…

『ナイト&デイ』〜 トムのセルフ・パロディ的スパイ・アクション

(Knight and Day 2010年 アメリカ) 2001年の『バニラ・スカイ』以来、トム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演したロマンティック・アクション・コメディ。 監督は『コップランド』『17歳のカルテ』『ニューヨークの恋人』『ウォーク・ザ・ライン/君に…

『ファイヤーフォックス』〜 もしもクリント・イーストウッドが007だったら

(Firefox 1982年 アメリカ) 1977年発売のクレイグ・トーマスの小説『ファイアフォックス』を原作とし、クリント・イーストウッドが制作・監督・主演。 『スター・ウォーズ』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したジョン・ダイクストラが特撮を担当した。 あ…

『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』〜 デル・トロもブローニンも悪人にしか見えない件

(Sicario: Day of the Soldado 2018年 アメリカ PG12) アカデミー賞で3部門にノミネートされた2015年の『ボーダーライン』の新章。 メイン・キャストのベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンが引き続き出演。 脚本も『ウィンド・リバー』のテイラー…

『仮面の男』〜 今更ながらデカプーの凄さを実感

(The Man in the Iron Mask 1998年 アメリカ) アレクサンドル・デュマの『ダルタニャン物語』を基にした、歴史エンターテインメント。 主演はレオナルド・デカプリオ。共演にジョン・マルコビッチ、ジェレミー・アイアンズ、ジェラール・ドパリュデュー、…

『スティング』〜 コンフィデンスマンU.S.A.

(The Sting 1973年 アメリカ) 1969年の名作『明日に向かって撃て!』で共演したポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが再共演し、同じくジョージ・ロイ・ヒルが監督した信用詐欺を題材にしたコメディ。 第46回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚…

『ジョーカー』(ネタバレ)〜 狂っているのは彼か?我々か?   

(Joker 2019年 アメリカ R15+) 『バットマン』シリーズ史上、最強最悪の悪役「ジョーカー」誕生の物語。 出演はホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロなど。 監督は『ハング・オーバー』シリーズのトッド・フィリップス。 第76回ヴェネツィア国際…

『蜘蛛の巣を払う女』〜 キャラクターは見た目が9割

(The Girl in the Spider's Web 2018年 アメリカ・スウェーデン・ドイツ PG12) スウェーデンの小説『ミレニアム』シリーズ第4弾『The Girl in the Spider's Web』の映画化。 オリジナル三部作の作者スティーグ・ラーソンはすでに亡くなっているので、著者…

『来る』〜 小松菜奈さんがカッコイイ!頑張れっ!

(2018年 日本 PG12) 2015年に発売された澤村伊智のホラー小説『ぼぎわんが、来る』の映画化。 出演は岡田准一、黒木華、妻夫木聡、小松菜奈、青木崇高、柴田理恵、太賀、松たか子など。 監督は『告白』、『乾き。』の中島哲也。 あらすじ 感想 こんな人に…

『第三の男』〜 モノクロの利点を最大限に利用した映像美

(The Third Man 1949年 イギリス) 「映画は知らなくてもテーマ曲は知っている」の代表のような映画。 そのテーマ曲も、もしかしたら『第三の男』のテーマとしてよりも、「ヱビスビール」のCM曲としての方が有名かもしれない。 英アカデミー賞で作品賞、米…

『オズの魔法使』〜 80年たっても色褪せない、ファンタジーの王様

(The Wizard of Oz 1939年 アメリカ) 言わずと知れたファンタジー映画の古典にして、名作中の名作。 1900年に発表された児童文学小説『オズの魔法使い』が原作。 主演はジュディ・ガーランド。 監督のヴィクター・フレミングは、同年に『風と共に去りぬ』…

『グランド・ホテル』〜 数ある傑作・名作群像劇の原点

(Grand Hotel 1932年 アメリカ) 特定の主役を設定せず、ひとつの舞台に集う複数の人物それぞれの人間模様を描き出す群像劇「グランド・ホテル形式」という言葉を生み出した作品。 本作のヒット以降、同様の手法を使った映画が恋愛、青春、サスペンス、パニ…

『マディソン郡の橋』〜 別れのシーンの為の恋愛映画

(The Bridges of Madison County 1995年 アメリカ) 1992年に発売された同名小説の映画化。 アイオワ州マディソン郡を舞台に、平凡な主婦と、たまたま訪れてきたカメラマンとの4日間の恋を描く。 主演はクリント・イーストウッドとメリル・ストリープ。 イ…

『チェイス!』〜 インド映画のイメージを変える、アクション・エンターテインメント

(Dhoom 3 2013年 インド) インド映画史上最高金額(当時)の巨額を投じて制作され、インド映画の全世界歴代最高興行収入(当時)を記録。 主演は『きっと、うまくいく』などのインドの大スター、アミール・カーン。 ハリウッドの全面協力のもと、シカゴで…

『アリー/スター誕生』〜 本物こそが持つ説得力

(A Star Is Born 2018年 アメリカ PG12) 1937年の同名映画の3度目のリメイク作品。 大スターに見出された女性が、スターダムに登っていく物語。 主演は、『ハングオーバー』シリーズ『アメリカン・スナイパー』のブラッドリー・クーパーと、音楽界のスー…

『キング・オブ・コメディ』〜 幻想は現実よりも現実的なもの

(The King of Comedy 1982年 アメリカ) ’73年の『ミーン・ストリート』以来、『タクシー・ドライバー』『レイジング・ブル』など、数々の名作を生み出したマーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロ主演の名コンビで送るコメディ・ドラマ。 『ジ…

『くるみ割り人形と秘密の王国』〜 時計じかけのファンタジー

(The Nutcracker and the Four Realms 2018年 アメリカ) かの有名なチャイコフスキーの名曲によるバレエ『くるみ割り人形』の原作である童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を実写映画化。 監督は『ギルバート・グレイプ 』『サイダーハウス・ルール 』…

『ノクターナル・アニマルズ』〜 巧みな構成に導かれ、最後に唸らされる

(Nocturnal Animals 2016年 アメリカ PG12) グッチやイヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターも務めるファッション・デザイナー、トム・フォードの監督作品。 第73回ヴェネチア国際映画祭において審査員大賞を受賞。 出演はエイミー・アダムス、…