新型コロナの影響で、新作映画の公開延期や製作中断が続いておりましたが、少しづつ撮影再開のニュースも届くようになって参りました。
そんな中、先日、DCコミックスのオンライン・イベント「DCファンドーム」が開催され、続々と新作の予告編が公開されました。
そこで今回は、個人的に公開が楽しみ過ぎるDCコミックスの映画作品たちをご紹介。
皆さんも、予習復習をしっかりして、劇場公開に備えましょう。
観ずには死ねないDC映画
『ワンダーウーマン 1984』
(Wonder Woman 1984 2020年10月9日 日本公開予定)
Wonder Woman 1984 - Official Main Trailer
本当だったら6月には世界中で公開されているはずだった『ワンダーウーマン』単独映画の第二弾。
8月、10月と2度公開が延期されているが、今度こそ公開して欲しい。
今回の舞台は、前作の第一次世界大戦の時代から70年後の1984年。
わたしの大好きな80年代を舞台に、ガル・ガドット=ワンダーウーマンがどんな活躍を見せてくれるのか?
70年の時を超えて、クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーも復活!
一体なぜ!?どうやって!?
予告編を見る限りでは、カルチャー・ギャップ・コメディの要素でダイアナとスティーブの立場が逆転しているようなので、スティーブの記憶は第一次世界大戦の時のままのようですね。
内容もさる事ながら、時代設定が80年代という事で、サントラも楽しみな1本です。
『ザ・スーサイド・スクワッド』
(The Suicide Squad 2021年8月6日 米国公開予定)
THE SUICIDE SQUAD – DC FanDome Exclusive Sneak Peek
(2021)
元々、2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』の続編として企画されており、引き続きデヴィッド・エアーが監督を続投する予定だったが色々あって降板。
その後紆余曲折を経て、当時色々あってディズニーから解雇され『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3作の監督からも降ろされて仕事がなくなったジェームズ・ガンに白羽の矢が立った。
マーベルからDCへ電撃移籍か!?と思ったら、金づ・・・偉大な才能をライバルに取られちゃ不味いと思ったのか、ディズニーはジェームズ・ガンを再雇用。
「なんじゃそりゃ?」と思ったが、ジェームズ・ガン以外が監督した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は想像がつかないので、めでたしめでたしって事で。
兎に角『ザ・スーサイド・スクワッド』である。
今作は続編ではなく新しいキャラクターにフォーカスを当てたものになるのだそう。
ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーをはじめ、前作から続投する出演者もいるが、一体どうゆうことなのだろうか?
ジェームズ・ガン作品には欠かせない、盟友マイケル・ルーカーや、弟ショーン・ガンも出演している様なので、そちらも楽しみ。
『ザ・バットマン』
(The Batman 2021年10月1日 米国公開予定)
The Batman - DC FanDome Teaser
個人的な問題などもありベン・アフレックが監督・脚本・主演を降板した、新たな『バットマン』単独映画。
新たに『猿の惑星: 新世紀』、『 猿の惑星: 聖戦記』のマット・リーヴスが監督・脚本に就任し、 『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンがバットマンを演じる事になった新生『ザ・バットマン』。
監督によれば、本作は『チャイナタウン』(1974年)、『フレンチ・コネクション』(1971年)、『タクシードライバー』(1976年)の影響を受けているそうで、それを聞いただけでわたしの好きそうな匂いがプンプンと立ち込めております。
キャット・ウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、リドラー役にポール・ダノ、ペンギン役にコリン・ファレル、そして執事のアルフレッド役にアンディ・サーキスと、豪華共演陣も見逃せない。
『ブラックアダム』
(Black Adam 2021年12月22日 米国公開予定)
Black Adam - Official Teaser (2021) Dwayne Johnson | DC FanDome
『シャザム!』の宿敵ブラックアダムの単独映画。
演じるのは、我らがドウェイン・”ザ・ロック様”・ジョンソン。
監督は、リーアム・ニーソンとは『アンノウン』、『フライト・ゲーム』、『ラン・オール・ナイト』、『トレイン・ミッション』と4度もタッグを組んでいるジャウム・コレット=セラ。
ロック様とも、2021年7月公開予定の『ジャングル・クルーズ』に続いてのコンビのようで、同じ俳優さんと何度もお仕事したい派なのでしょうか?
今回は『ブラックアダム』の単独映画ですが、ゆくゆくは『シャザム!』との対決、はたまた『ジャスティス・リーグ』への合流もあり得るのかと思うと、ワクワクが止まりません。
『ザ・フラッシュ』
(The Flash 2022年6月3日 米国公開予定)
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』 のアンディ・ムスキエティが監督に就任し、凄い事になりそうな予感がフツフツと湧き上がっておりましたが、ここに来て「ベン・アフレック版のバットマンとマイケル・キートン版のバットマンが共演する」だの「DCユニバースを一変させる」だの、「考えたって本編観るまで全然意味が分かんねえや」的な情報が入って来ております。
兎に角、楽しみ!
『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット
(米HBO Maxにて2021年配信予定)
JUSTICE LEAGUE Snyder Cut Trailer (2021) Ben Affleck, Gal Gadot Movie HD
他にも『シャザム!』、『アクアマン』の続編など楽しみな映画はあるんですが、今一番待ち遠しいのはコレっ!
身内の不幸により志半ばで監督を降板せざるを得なかったザック・スナイダー。
後を受け継いだジョス・ウェドン監督(敢えて)による『ジャスティス・リーグ』は、スタジオの意向に添ったものだったのかも知れないが、スナイダー臭の全くしないものになっていました。
いや、面白いんですけどね。あれはあれで好きですよ、わたしは。
でもやっぱり、「これじゃ無いんじゃ無いか?」という思いがずっと消せずにいたのは事実です。
無い無いと言われ続けていたスナイダー・カットが、やっぱり「ある」ということが明るみになり、アクアマン役のジェイソン・モモアによる「スナイダー・カットはヤバい」発言もあり、何とかして観ることは出来ないものかと願っておりましたが、遂に夢が現実になる日が近づいております。
2013年の『マン・オブ・スティール』以来、ザック・スナイダーが目指して来た『ジャスティス・リーグ』とは如何なるものだったのか、やっと観られる日が来るのです。
アメリカでは、1時間 x 4話構成の配信という形になるようだが、日本ではどのような形で公開されるかは未定。
今は、ザック・スナイダーを信じて待つしかない。