yakkunの趣夫生活

人生で大切なことは、全て映画が教えてくれた。

メル・ギブソン

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最近ではB級アクションばっかり出演しているイメージだが、嘗てはずっと私の「ヒーロー」だった。



『マッドマックス』のマックス、『リーサル・ウェポン』のマーティン・リッグス、彼が演じた二人のスーパーヒーローのイメージに引っ張られている事も否定はできない。



でも90年代に入ってからも、『マーヴェリック』でも、『身代金』でも、『陰謀のセオリー』でも、彼はスターの輝きを放っていたし、監督としても『ブレイブハート』でアカデミー賞を獲得するなど、まさにスーパースターでスーパーヒーローだった。



ところが2000年代に入ると、問題行動、問題発言が目立つようになり、彼の輝きは徐々に失われていった。



監督としては、2016年の『ハクソー・リッジ』で再びその手腕を発揮したが、俳優としての仕事は相変わらずパッとしない。





そんな彼が、1998年の『リーサル・ウェポン4』以来、20数年ぶりにマーティン・リッグスを演じるというニュースが流れてきた。



もちろん相棒のマータフを演じるダニー・グローヴァーも一緒。



そして監督も全4作品と同じリチャード・ドナー。



「これは物凄い復活劇が見られるかもしれない」と思っていた矢先に、リチャード・ドナーが逝ってしまった・・・。






以前の記事で、「リチャード・ドナー以外の監督で制作するのは止めて欲しい。もし作るならメル・ギブソン監督で!」と書いたが、これが現実になりそうな気配が出てきた。



メル・ギブソン曰く、生前、リチャード・ドナーから「私にもしもの事があったら、君がやってくれ」と言われていたらしく、リチャード・ドナーはその事を、妻、スタジオ、プロデューサーにも伝えていたという。



メル・ギブソンの監督就任はまだ交渉中との事だが、メル本人がやる気になっているようなので、期待して良さそうだ。




彼のもう一つの当たり役である「マックス・ロカタンスキー」は、演者を変えて華麗に復活を遂げている。



是非「マーティン・リッグス」は彼自身の手で復活、そして完結させて欲しい。

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