yakkunの趣夫生活

人生で大切なことは、全て映画が教えてくれた。

柳楽優弥さん

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最近、Netflix『浅草キッド』での演技が「完全にビートたけし」と大評判の柳楽くん。


Netflixに入っていないので、わたしはまだ観ていない。


本編は観ていないが、予告編だけでも「たけし感」は充分に伝わってくる。


大好きな洋ちゃんも出ているので是非観たいのだが、無料体験であれこれ観たおそうと思っていたら、Netflixの無料体験は終了してしまってました・・・。


他のも『レッド・ノーティス』や『ストレンジャー・シングス』や『全裸監督』など、料金を払って登録しても元がとれるぐらい観たい作品が色々あるのだが、「どうせなら、アナ・デ・アルマスの『Blonde』がリリースされてから」などとセコイ考えの私は、いつになったら観られることやら。


それはさておき。





柳楽くんと言えば、是枝裕和監督の『誰も知らない』で、若干14歳にして日本人初のカンヌ映画祭の男優賞を受賞したことで有名。


でも、是枝監督のドキュメンタリー・タッチの演出もあって、柳楽くんの演技が実際スゴイのかどうかわからなかった、と言うのが正直なところ。


YOUさんの演技は、演技とは思えないナチュラルさで「スゲェ」と思いましたが・・・。





以降、ドラマや映画で時々見掛けても特に何とも思ったことはなく、彼が「凄い」と思ったのはごく最近になってからです。


やっぱり『ディストラクション・ベイビーズ』(2016)のインパクトがスゴかった。


もう、本当に「そういう人」にしか見えなかった。


『ザ・ファブル』(2019)も、『今日から俺は!!劇場版』(2019)も、不条理な恐い人を演じさせたらイチバンなんじゃないでしょうか?


柳楽くんを「恐い顔」だと思ったことはないんですが、そういう役の時の柳楽くんの眼光はめっちゃ恐いと思います。





恐い柳楽くんばかり褒めてますが、わたしが柳楽くんの作品で一番好きなのは福田雄一監督のテレビドラマ『アオイホノオ』(2014)だったりします。


『アオイホノオ』とは、漫画家・島本和彦の自伝的マンガが原作に彼の芸大生時代を描いており、『エヴァンゲリヲン』『シン・ゴジラ』で有名な、あの庵野氏も登場します。


柳楽くんが演じる主人公の焔燃(ホノオ モユル)は自分の才能に過剰な自信を持っているが、その自信は庵野氏によって無惨に打ち砕かれてしまいます。


それでも彼が漫画家を目指していく姿をドラマは描いているわけだが、福田雄一さんが監督しているのだからやっぱりコメディなわけで、妙に暑苦しい主人公の焔は勿論、安田顕さんが演じる庵野氏も変なキャラだし、焔の憧れの存在である森永とんこ役の山本美月のエセ関西弁も何だかクセになる、そんな作品になっております。





などと、自分の気持ちを誤魔化してみても、やっぱり早く『浅草キッド』が観たいです。


第1話

第1話

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