yakkunの趣夫生活

人生で大切なことは、全て映画が教えてくれた。

『500ページの夢の束』〜 目標があると勇気と力が湧いてくる

(Please Stand By 2017年 アメリカ)
500ページの夢の束(字幕版)



『アイ・アム・サム』、『マイ・ボディガード』、『宇宙戦争』のころは天才子役の名を欲しいままにしていたダコタ・ファニングも、最近は妹エル・ファニングの人気に押され気味。
そんなダコタが、本作では自閉症で『スター・トレック』マニアの女性を好演。


あらすじ

自閉症で癇癪持ちのウェンディは、スコッティのケアを受けながらグループホームで暮らしている。

TVのSFドラマ『スター・トレック』シリーズが大好きで、『スター・トレック』に関しては並外れた知識を持っているウェンディは、パラマウント・ピクチャーズが開催する『スター・トレック』の脚本コンテストに応募しようとしていたが、締切りが迫り郵送では間に合わなくなってしまう。

どうしても応募したいウェンディは、絶対に渡ってはいけないと言われていた交差点を渡り、初めてのバスに乗り、脚本を直接持ち込むためハリウッドを目指し旅に出る。


感想

観ていて元気になれる。勇気をもらえる。そんな映画。


わたしは自閉症というものに詳しくないので、劇中での自閉症の描き方についての言及は避けさせていただきます。

なので、主人公ウェンディのことは、社会生活には馴染めないが『スター・トレック』に対する情熱だけは誰にも負けない女性、ぐらいの感じで観させていただきました。


とにかくウェンディの一途な姿勢は尊敬に価する。

人付き合いが苦手で疑うことを知らないため、道中トラブルに巻き込まれる事もある。

しかし、脚本を応募するという目的の為にウェンディは立ち止まってはいられない。

そして、人の優しさにも助けられながら旅を続ける。

現代社会の冷たさを感じながら、それでも世の中捨てたもんじゃないと思わせてくれる。

わたしも、困ってる人を見かけたら助けなければ。


そんなウェンディの旅のお供は、愛犬であるチワワのピートくん。

ウェンディの後をちょこちょこと付いて歩く姿も、「もう歩けない」と座り込む姿も超絶カワイイ。

アカデミー賞助演男「犬」賞級の名演技を見せてくれます。


グループホームの住人たちをケアしてるスコッティさん。とても良い人そうですが、演じているのは『ヘレディタリー/継承』で不気味なお母さんを演じていたトニ・コレットさん。

雰囲気が違いすぎて、全然気がつきませんでした。
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映画版の『スタートレック』シリーズは一応全部観てるけど、そんなに詳しいわけではないので、もっと詳しければ楽しめた小ネタとかもあったのかなぁ、と思いました。



こんな人にオススメ

元気をもらいたい人。勇気をもらいたい人。

そして、夢をあきらめかけてる人。

ウェンディが背中を押してくれると思います。

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