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『愛と青春の旅だち』〜 色々な意味で80年代を象徴する映画

(An Officer and a Gentleman 1982年 アメリカ R-15)
愛と青春の旅だち (字幕版)




士官候補生の恋と友情を描くリチャード・ギア主演作。

監督のテイラー・ハックフォードは、この作品で注目され後に『黙秘』『Ray/レイ』などを監督。

共演は『愛と追憶の日々』『夜霧のマンハッタン』のデブラ・ウィンガー、『第5惑星』『アイアン・イーグル』のルイス・ゴセット・ジュニア

ルイス・ゴセット・ジュニアはアカデミー賞助演男優賞を受賞。



あらすじ

幼くして自殺という形で母を失ったザックは、売春婦に溺れる水兵の父に育てられる。

成長したザックは、相変わらず娼婦と寝ている父に別れを告げ、子供の頃からの夢だったパイロットになるため海軍の士官養成学校へと入学する。

そこには、鬼軍曹フューリーの厳しい訓練が待っていた。



感想

この映画で印象に残るのは、主題歌とラストシーン、そして何と言ってもルイス・ゴセット・ジュニア演じる鬼軍曹による「しごき」のシーン。

アメリカの軍隊って凄い、恐えぇって思った。

まぁ、その衝撃も数年後『フル・メタル・ジャケット』で更新されてしまうわけですが、まだこの時点では結構なインパクトだった。

特に、リチャード・ギアに対する1対1の「しごき」は完全に「いじめ」。

何とか「自主退学」に追い込もうとする鬼軍曹の「しごき」があってこそ、その後の「他に行くところがないんだよっ!」ていうリチャード・ギアのセリフが胸に刺さるんだよねぇ。

そこまで苛め抜いた士官候補生が、無事に卒業を迎えると少尉に昇進。階級が軍曹を追い越し、立場が逆転しちゃうのも面白い。



「しごき」については軍隊内の「訓練」なので許されるとしても、「女性は皆んな優秀な男との結婚を狙ってる」みたいな描き方は、現在だったら批難されそうですが、当時は許されてたというか、むしろ女性の方がこの映画に夢中になってた訳ですから、時代を感じますね。



そして80年代といえば、MTV全盛の時代。

『フラッシュダンス』『フットルース』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『トップガン』といった、映画のヒットとテーマ曲のヒットが連動する流れは、本作から始まったと言っても過言ではないでしょう。

テイラー・ハックフォードは、本作に続く『カリブの熱い夜』『ホワイト・ナイツ/白夜』でもアカデミー歌曲賞にノミネートされ、本作と『ホワイト・ナイツ/白夜』で受賞しております。

テーマ曲は監督が作ってる訳じゃないけど、3作連続ってのはやっぱり凄いと思う。




『愛と青春の旅だち』と聞いて多くの人が思い浮かべるであろう、リチャード・ギアがデブラ・ウィンガーを迎えに行き、お姫様抱っこで去って行くあのラストシーン。

久しぶりに観たら思ったよりシーンが短かったし、テーマ曲もインストだけが流れてて、歌入りはその後のエンドロールで流れてました。意外にあっさり。

わたしの思い出の中では、お姫様抱っことジョー・コッカーのボーカルはセットだったんですけど、一緒には流れてなかったんですね。

でも、それだけこのシーンとこの曲のインパクトが強かったということ。



デブラ・ウィンガーが働く地味な紙袋工場に、真っ白な制服で現れるリチャード・ギアは本当にカッコイイ。



こんな人にオススメ

コンプライアンスについてうるさく言わず、恋愛と友情の「80年代的」青春を楽しみたい方。

そんな時代だったんです。

ちゃんと、リチャード・ギアの人間的成長も見られますよ。

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